福井、山形、へ行ってきましたが、次は奈良へ。
来年の奈良県立美術館内のギャラリー展示のため、墨の調査へ。
何度か打ち合わせをさせていただき、墨つくりの早朝のお仕事を拝見できることになりました。
アトリエでのお教室が終わり、夕方6時に奈良へ!学芸員さんと、合流し、次の日は、朝4時起きして、始発の電車に乗り墨の工房へ。朝5時30.
冬の寒い日に、しかも1日の一番気温が低い、早朝よりつくり始める。大変な仕事!もくもくと墨をつくるところを、工房の中で見せていただき、映像と、写真を、撮らせてもらいました。ほんとうに感謝です。早朝は、ただでさえ寒いのに、クーラーをつけていて、良い墨をつくることへの真摯な姿に頭が下がりました。
次回はインタビューで、また、訪ねます。
「つくりて」と「つかいて」
どんなお話になるか楽しみです。
想像できないくらい素晴らしい1日。
この気持ちを伝えることが難しい!
ものづくりの姿勢にとても共感します。人としても魅力的。自分の哲学を持っていて、凛として軸があるのはアーティストと同じ。今年の前半千葉市美術館つくりかけラボ「和紙のフトコロ墨のダイゴミ」で奈良から来ていただき、墨をつくるWSをお願いした。私も、貴重なご縁をいただきました!
そして、
その日の午後
福西和紙本舗↓工房に学芸員さんや文化村の村長さん達と訪問。
奈良の吉野の和紙を見せてもらいに天理から車で1時間〜山奥の福西和紙本舗さんへ。白土を入れたほんとうに良い神をいや、紙をつくる工房で、今6代目とのこと。
白土が入っているので杉板が白い!
その白土も、採取場所や、それを細かな粒子にすることも大変な作業。〜宇陀紙は、その白土のはいった和紙なのです。
こちらでのネリはウツギを使っているとのこと。細長い杉板も特徴的だが、
楮の塵を撚るのは、まず、水にさらす前に、束ねた楮の中の塵を刃刀で削り取っていく。
初めてみる作業工程。
聴くと、その工程はここだけに受け継がれたものとのこと。
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