宝成寺 見学会

2/4　　宝成寺　見学会でした。

ご住職との対談もさせていただきました。

襖絵「空」「宙」を改めて皆様に観ていただく機会となりました。

2013年に襖絵を納めてから今年の春で10年。

東日本大震災の2011年3月11日の後から描き始め2013年に完成いたしました。

東日本大震災があったときは襖絵を描くことが必要なことなのか、どうするべきなのかとても悩みました。ご住職に連絡をして、どのようにお考えか訪ねました。

ご住職からは言いにくいと思い私からお尋ねしました。すると少し考えて

「こういうときだからこそ、やりましょう」と。

私も「わかりました」とお返事して、この襖を描くことをスタートいたしました。様々な困難を乗り越えて、強い思いの中、描きあげた襖絵です。

今では襖絵が

お寺に息づいて、

10年の時を経てまた、改めてこうして向き合うことができ、感慨深いです。

午前中は地域の中学生も訪ねて来てくれました。