2024年1月13日土曜日

つくりかけラボ➖和紙のフトコロ墨のダイゴミ

「千葉市美術館 つりかけラボ」
➖和紙のフトコロ墨のダイゴミ➖
来月2/14からはじまるつくりかけラボ。
会期の前に
2/4日は障子張り体験のイベントがあります。
集めた障子枠にみんなで障子をはります。
それを14日からの会場に使用し、空間を作ります。この障子のサンも昨年1年みなさんに
「障子を集めるプロジェクト」として声をかけました。
使わないのがあるよ〜とか、大工さんが解体の際集めていたものが、京間サイズなのでそれらは使わないからどうぞーとか、ご近所の解体の際受け取ったもの、リフォーム会社の方に声をかけたら、とっておいてくださったとか、生徒さんが持ってきてくれたり、実家の障子とか(笑)本当にこんなに多くのみなさんに協力してもらえるとは思いもよりませんでした。様々な繫がりとご縁に感謝しております。今後のプロジェクトでも大切に使っていきたいと思っております。






↓下は、会場で使用するちゃぶ台ー実家にあったものですが、大きすぎてどうしたら良いかと困っていました。直径1m30こんなに大きいもの見たことないのですが、なかなか良い距離感。ここを作業台にもし、「ちゃぶ台トーク」の会場にもします。


そして集まった「墨」

千葉市美術館に「墨BOX」を設置してもらい昨年1年間で、こんなにたくさんの墨が集まりました。引き出しの奥にしまい込んでいる使わなくなった墨を提供してもらいました。

「墨で繋がるプロジェクト」です。↓


そして↓ 「トロロアオイ〜種を蒔くプロジェクト」種で繋がるプロジェクトー和紙を漉くために必要なネリの黄蜀葵(トロロアオイ)もまた、育てる農家さんの減少で大変希少なものになっております。楮、三椏、雁皮などの和紙を漉く植物と共に、和紙をつくる方々は大変困っているのです。
このプロジェクトは3年続けていますが、
種を蒔くことで、ささやかですが、伝統からの恵みの和紙を知ってもらいたい守りたいという小さいけど強い思いです。


こんなに立派な花が咲きます。

根の粘りを使用。和紙を漉く際に薄い均等な和紙を漉くための役目です。不思議ですが、乾くとその粘りは消えてしまいます。



今回の「つくりかけラボ」は、様々な繋がりの中ですすめていて、多くの仲間とともに創る空間だと思ってます。
 私もとても楽しみです。

みなさんも、是非、参加しに来て下さい!

繋がって下さい〜お待ちしています。

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