大阪のLADSギャラリー個展の模様
今回の個展は和紙により近づき触れて作り出した作品を展示しました。
ある時、三年程前になるでしょうか?眼の見えない尊敬するアーィストの方に床の間の軸を頼まれたことがあり、先生のわかる作品を〜との依頼でした。どのように制作し思いを伝えるべきかいろいろな試みをしました。
和紙に何十年も描いてきましたが、上から見下ろして描いていて、直接触れ合うことが少なかったと感じました。
来る日も来る日もいろいろな和紙をさわり、バックに入れて持ち歩き、ベットで和紙と寝て(笑)眼をつむって触って考えました。そんな経験をあたためながら
今まで制作を続けてきたシリーズを今回の個展で観てもらうことにしました。
先生に納めた軸は、先生が感じとってもらえるギリギリの表現に挑戦しましたが、そのことで沢山の学ぶことがありました。和紙という特性を活かし共に表現できる可能性と喜びを感じました。きっとそのことを伝えたくて私に教えたくて、作品を依頼してくれたのかと思うと、今でも胸が熱くなります。
こうして沢山の愛を感じながら制作できるこのに感謝し、これからもどんどん制作し発表して〜動いていく年にしたいと〜思うのです。
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