2017年3月27日月曜日

ある日突然

3月に入り何だかスムーズに行かないことがあれこれと続き〜先日初めて救急車に乗ることになり、怒濤の数日を過ごした。
その日は東京に出掛け夕方自宅に戻ってきて突然のこと。さてアトリエに行こうとマンションのエントランスを歩いているときのこと。急に左の脇腹に激痛。その場にうずくまり....何とか自宅に戻ったものの玄関先で動けなくなった。痛みが増す中....救急車!とも思ったが、近くの内科にまず電話。看護婦さんに救急車を呼んだ方がいいと言われ、そこで初めて119.結構勇気がいるものだ。それからは痛みとの戦い。病院に運ばれるまで相当長く感じた。かつがれるのが恥ずかしくて歩いて行きますと言ったものの、とうてい動けるはずもなく.....気付けばガタガタと揺れる救急車の中。あまりの痛さに見ず知らずの救急隊の手を握っていた。今思えば出産に匹敵する痛さ(簡単に比べたくないがそれほどの痛さ)痛みで朦朧とする経験をした。救急隊にかつがれタンカー。救急車。そして、サイレンとともに病院着。救急医療の現場って実際にすごい。次々と運ばれてくる患者さん。本当に次から次へ運ばれてくるんだ.....痛みに耐えながらも気配は理解出来た。それを若くて細身のかっこいい先生が1人で対応しているようだった。痛みで何ひとつ覚えていないのに、その先生は一瞬確認した。そして、あの忙しい中、その先生の秒刻みの丁寧な神対応。ベットを握りしめ、うめく私に、これから痛みの原因を調べるため検査すること。それがわかってから痛み止めを打つから少しの間頑張ってとか...上から話しているのではなく私のベットの脇まで視線を落とし(しゃがんでくれていたと思う)いろいろと説明してくれて痛いながらも安心出来た。次々運ばれてくる患者さんを順番に診ているので、すぐどこかへ行ってしまうが、私の横を通る時には『大丈夫だからね』と言って足を止め....先生の人間性を感じた。痛みで朦朧としていてもそういうことはわかる。後で知ったが、救命医療の専門家で海外での経験も豊富な先生だった。次々運ばれてくる患者さんの中に、酔っぱらいのような人もいたけど、怒ることなく対応していて....それもさすがだと思った。  私の痛みの原因は..尿管結石。
聞いたことはあるがまさか自分がなるとは...女性もなる!?と思わなかった。

普段誰よりも元気印の私が突然の入院。痛みに七転八起。シュンと風船がしぼんでしまった3日間だった。改めて人間って強いようで弱いこと。弱いようで強いこと。大げさだけど生きてること。生かされて絵が描けること。今、改めていろいろ......
そういえば痛みに朦朧としながら、頭に浮かんだこと言えば今、描いてる作品のこと。
今年納める襖絵のこと。それだけが頭の中でグルグル回っていた!!
こんなことがあって....
今が更に大事に。

今年はゆっくりお花見もしよう〜!!
ということで、
復活しましたが、まだ石は出ていないので...それが心配。






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